14歳で女流棋士となり、現在はタレントとしてクイズ番組を中心に活躍する竹俣紅(たけまたべに)さんがフジテレビのアナウンサーに内定(来春、2021年)というニュースが流れました。竹俣紅さんについて注目してみました。
竹俣紅さんこれまでの活躍
プロフィール
名前:竹俣紅(たけまたべに)
生年月日:1998年6月27日
出身地:東京都
身長 155センチ 体重 ?
血液型 A型
小学校:東京都港区立青山小学校
中学校:渋谷教育学園渋谷中学校、
高校:渋谷教育学園渋谷高等学校
学歴 早稲田大学、渋谷教育学園渋谷高等学校
所属 ワタナベエンターテインメント
プロ入り年月日:2012年10月1日(14歳の時)
棋士番号:45
師匠:森内俊之
段位 女流初段
プロになったのは中学2年生の時
6歳の時に将棋に興味を持つ。
小学4年生の時に日本将棋連盟主催の第1回駒姫名人戦で優勝。
2012年10月1日、『女流1級に相当する成績(女流王将戦で本戦入り)』を満たしているとして女流2級(プロ入り)が内定。
2019年に日本将棋連盟を退会している!
竹俣さんは2019年3月31日をもって、日本将棋連盟を退会しています。
退会理由については、竹俣さんご自身がコメントを発表されています。
以下ご本人のコメント
「小学1年生になる少し前、近所の本屋さんでたまたま子供向けの将棋の本に出会って将棋を始めてから、将棋界にはプロというものがあることを知り、何となくプロを目指すようになり、中学2年生でプロになりました。まだ、その時は『好きなことを職業にするのが良い』という価値観しかなく、その考え方が向いているかどうか、大人になった時のことについて、あまり深く考えられていませんでした。好きなことを職業にする生き方ももちろん良いと思いますが、大学に入って、世の中にあるさまざまな価値観に触れたことで、そうではない生き方をしてみたいと思うようになり、将来は別の職業に就きたいと考えるようになりました」
「学生である今は、学業を中心に、いろいろなお仕事を経験させていただくことで新しい職を見つけられたらと思っております。これからは、外から将棋界を見守っていきたいと思います。今までも、これからも、ずっと将棋が大好きですので、それが何か役に立つ日が来たらうれしいです」 引用:竹俣紅 オフィシャルブログ
要約すると、子供の時からなりたかった職業に就けたものの、他の仕事もしてみたくなったということでしょうか。
ではなぜ引退ではなく、退会なのでしょうか?
一般の人には大会も「引退も同じような意味なのかな?」と思ってしまいますが、
少し違います。
引退だと公式戦には出ることはできませんが、日本将棋連盟の正会員である肩書は残りますので
プロ棋士竹俣紅として活動できます。
これに対し退会は、日本将棋連盟からの脱退となります。
プロ棋士としての肩書を失い、今後はプロ棋士竹俣紅として活動できなくなります。
つまり、将棋の世界からきっぱりと”卒業する”といった感じですかね?
”プロ棋士”の名の恩恵を受けずに、違う世界で生きていきたいという気持ちの表れだったのでしょうか?
実際今回の報道で、全く畑違いのアナウンサーという職を目指していたことからも、プロ棋士の肩書は必要なかったのかもしれません。
タレント活動をすると思われていたが…実は
「日本将棋連盟を退会する」というニュースが流れた直後は、今後はタレント活動に専念するのでは?と言われていました。
しかし、今回フジテレビのアナウンサーに内定が決まり、本人も『週刊文春』(2019年11月28日号)のグラビアページ『原色美女図鑑』で、将来像として「キャスターのお仕事や子供向けの将棋番組をやってみたかった」と語っていた通り、希望の進路が叶ったことになります。
竹俣紅さんのご先祖は…
ご先祖様はなんと、米沢藩の重鎮だったそうです。
竹俣家の家系は米沢藩の重臣「竹俣氏」の末裔なんだそうです。竹俣という苗字はマイナーですが、武士の家系って凄いですね。
お父様のお名前は分かりませんが、ブログには「ととさま」として登場しているんだとか。