艶々したきれいな髪の毛は、若さと健康の象徴のようなものです。
髪の毛がパサパサしてたり、ごわごわしているだけでなんとなく不健康&老けて見えがちですよね。
そこで今回は「髪の毛は艶が命」の自称艶オタクが健康的な「つやつやヘア」になるためのお手入れ法をご紹介します。
髪の毛が艶々になるお手入れ方法4選
1.傷んだ髪の毛は美容室のトリートメントが一番
まず、何と言っても美容室でのトリートメントの良さは、自宅でのトリートメントと違って
”即効性”と”はっきりとした効果”を感じやすい点です。
特に傷んだ髪の毛は美容室でのトリートメントがおススメです。
トリートメントの役割の一つは「傷んだ毛を補修する」ためなのですが、
美容室でのトリートメントはその効果に優れています。天使の輪が出来て子供の髪の毛のようにツヤツヤになります。
ダメージを受けた髪に栄養分とうるおい成分を補って健康な毛髪に近づけてくれますので、
カラーリングなどで傷んだ髪なら特に、定期的な美容室でのトリートメントをおすすめします。
ですが一つ難点が、補ったトリートメントの成分は少しずつ流れ出てしまい、
その効果は2~3週間しか持続しないんです。
なので、2~3週間おきにするとなると「金額が・・・」となるので
「髪の傷みが激しいとき」や、「ここぞ」と言いうとき、
「お財布に余裕があるとき」などにするといいでしょう。
まぁ、スペシャルなケアといったところですね。
もっと気軽に自宅でお手入れしたいときは、スチームを使った方法があります。
2.自宅でできる簡単スチームトリートメント
美容室でのトリートメントほどではなくても、艶髪を手に入れたい方は「トリートメント+スチーム」
という方法があります。
自分でするトリートメントの効果を最大限に発揮させたい人は、
スチーマーを使ってみて下さい。普段のトリートメントより効果がはっきり表れます。
美容室でのトリートメントもスチームを当てますよね?
あれは適度な「湿度と温度」が”毛髪に美容成分が浸透するのを助けてくれる働き”があるそうです。なので、トリートメントの時スチームを当てるというのは理にかなったやり方なのです。
実際、トリートメントをした後スチーマーに当てていると、トリートメント成分がしっかりと浸透してくれるのか、変化を感じます。(しっとりなるというか、切れ毛が目立ちにくくなるというか、髪のパサつきにいい感じで、毛先のパサパサが気にならなくなります。もちろん艶もアップ)
ちょっと困ることは、洗髪と、お風呂タイムを別々にしなければいけないことです。
蒸しタオルは浴室でもできますが、スチームに当てるのは、一度お風呂場から出なければいけないため、非常に面倒です。なので、洗髪と入浴を別々にする形でするといいですが、それもまた面倒ではあります。
面倒なことなので、スチーマーをお持ちの方でも、この方法を試そうと思う方は少ないと思います。なので物は試しと一度お試しください。本当に髪がしっとりきれいになります。
ちなみに、もっと手軽にできる方法としては「洗い流さないトリートメント」や「オイルトリートメント」を使う方法などもあります。
髪用のオイルを使用して、入浴前にオイルトリートメント→スチームを当てる→お風呂に入ってシャンプー→コンディショナーとしてもいいかもしれません。オイルの方が艶感がいいような・・・
3.高性能ドライヤーを使う
ドライヤーの熱は想像以上に髪の毛を傷めてしまいます。
だからと言って、ドライヤーを使わず自然乾燥で済ませるのもキューティクルが傷んでしまいます。
髪の毛は濡れたまま放置しているとキューティクルが開いたままになり、ダメージを受けやすくなります。シャンプー後の髪の毛は素早く乾かしてあげることが大事です。
キューティクルが開いたままだと以下のようなことが起こります。
・切れ毛や抜け毛が増える
・ツヤがなくなる
・パサつきやすくなる
せっかく日頃からお手入れをしていても、ドライヤーの熱が良くないからと自然乾燥やドライヤーを使用せず、傷んでしまったら、本末転倒ですね。なので、ここで登場するのが高性能のドライヤーです。
高性能ドライヤーの種類は、低温で乾かすタイプのものと、イオンの働きで髪をやさしく乾かすものと2つあります。
低温で乾かすタイプのものは使ったことはないですが、ナノシリーズのドライヤーは現在も重宝しています。これを使いだしてから、「パサつくからドライヤーが嫌い」だったのに、ドライヤーで乾かさずに寝ることが出来なくなるくらい、気に入ってしまいました。
高性能ドライヤー
〇ナノシリーズのドライヤー・・・パナソニックから出ているナノシリーズのドライヤーはお値段と効果のバランスがよく、いわゆるコスパのいいドライヤーです。選んで間違いのないドライヤーの一つです。
高性能ドライヤーはお値段は張りますが、長い目で見ると、髪が傷みにくく使っていてストレスがないので私は買い替えて正解でした。
他にも大容量の風で素早く乾かすことが出来るドライヤーもありますし、髪のお手入れの点から言っても高性能ドライヤーはコスパがいいので、髪のことで悩んでいる方にはおすすめです。
4.獣毛ブラシを使う
艶々な髪の毛を手に入れたいけど、面倒なことはしたくないという人におすすめしたいのが、
獣毛ブラシです。
獣毛ブラシとは豚毛や猪毛(ちょもう)で作られている天然の毛のブラシです。
このブラシの最大のメリットは、天然の動物の毛には適度な脂分と水分が含まれていて、人間の毛髪とも近いため、ブラッシングで起こりやすい静電気が発生しにくいところです。
静電気が発生しにくいから、キューティクルを傷つけることもなく、使っているうちに、艶々でサラサラな髪質になるんです。
以前の私の髪はボサボサしていてツヤがない状態でした。毎日安いトリートメントでお手入れをしていました。ところが、このブラシに変えてから(ドライヤーも変えたおかげもあるかもしれませんが)髪がまとまるようになって、マメにトリートメントをしなくても艶のある髪になりました。
艶が出るだけでなく、静電気が起こらないのでブラッシング時の静電気で悩まされることもなくなりました。
番外編
上記の3つは髪の毛を外側からの働きできれいに(髪の潤いを保つ)する方法でしたが、番外偏として、内側からの働きについても書いていきたいと思います。
髪の毛の栄養の素とは
健やかできれいな髪のためにはまず、毛髪が作られる成分つまり栄養を送り届けてあげることがとっても大事です。栄養が足りなければ、毛髪は生命活動に直接関りがないので後回しにされがち・・・ダイエットや仕事が忙しくて最近ロクなものを口にしていないという方は、今はまだよくても、加齢とともにその影響が顕著に表れてきます。
外側からのケアだけでなく、内側からも将来と今の健やかで美しい髪のために栄養面でも気を付けてみませんか?
髪の健康も身体の健康も基本同じです。
たんぱく質・ビタミン・ミネラルをまんべんなく取り、血行を良くして栄養を頭皮まで送り届けてあげることが何より・・・
ある一つの成分をサプリメントなどで補うより、毎食の食事をバランスよくとることの方がよっぽど大事です。
たんぱく質は、肉・魚・卵・大豆製品・乳製品などから。
ビタミンは、意外にも魚などに多くお野菜にも多く含まれていますが、偏りなく摂取しようと思えば、野菜や魚・肉といった組み合わせがベターです。
ミネラルはごまとかナッツがおススメです。よくミネラルと言えば海藻を勧める人がいますが、海藻に含まれているミネラルで含有量が多いのはヨウ素です。他は亜鉛や鉄、カルシウムマグネシウムなどはゴマやナッツの方が多く含まれているのでおススメです。
こういったものを満遍なく取りたいと思ったら、朝食は和食のメニューなんかがいいですね。
ご飯にお味噌汁、焼き魚に温泉卵に納豆・・・みたいな感じです。
髪にいいと言われている成分ばかりを取るのではなく、こうした献立から自然にバランスよく栄養を摂ることが何度も言いますが大事なことだと思います。
そして、もうひとつおススメなのが「フラックスシード」というαリノレン酸のオイルです。これはなんとなく気がするという私の体験談で恐縮ですが、
このオイルをサラダなどにかけて摂るようになってから、髪の乾燥が落ち着くような気がするんです。食べなくなると元に戻り、いわゆるアホ毛というやつが、非常に気になりだしたり、切れ毛がふわーと目立っていたりします。
確信が持てるほど、実験のようなことをしたわけではないのですが、効果があると思っています。
追記:フラックスシードオイル(アマニ)がなぜ髪に効果があったのか調べてみると、フラックスシードオイルには、アマニリグナンという成分が含まれているそうです。
このアマニリグナンの働きの一つにはエストロゲン調整作用というのがあります。
どういったものかというと、体内でエストロゲンの分泌が過剰な人対しては抑制する働きをし、体内でエストロゲンの分泌が少ない人に対してはアマニリグナンがエストロゲンと同じような働きをするというものです。
私が、変化があったフラックスシードオイルはまさにリグナン入りのものでした。
エストロゲンのような働きで、髪が艶々なったのかと、調べていて合点がいきました。
というわけで、なんとなくこれのおかげと感じていたものが根拠があるということが分かって、1つ勉強になりました。
まとめ
スペシャルなケアから、日々のアイテムをちょっと変えるだけのものまで様々でしたが、やはり「美は一日にしてならず」。4つのケアは私が実際、経験して効果あったものを紹介しました。
その中でも、毎日の習慣をちょっといいものに変えるだけで実現してしまう手軽さといった観点からお勧めなのがドライヤーを性能のいいものに変えること。
そろそろ、私のドライヤーも買い替え時のようなので、新しいものが欲しくなってきました。