2020年リベンジを誓っていた竹石尚人の3年間のヒストリー

2020年リベンジを誓っていた竹石尚人の3年間のヒストリー

走る人スポーツ
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今年も残すところわずかとなりました。もうすぐオリンピックイヤーの2020年がやってまいります。年が明けると箱根駅伝がありますね。楽しみです。

2020年はどこの大学が優勝するのでしょうか?

2019年は、惜しくも五連覇を逃した青山学院大学は復活劇を見せてくれるのでしょうか?

そこで今回青山学院大学の注目選手の紹介です。

エントリーされていない選手なんですが、取り上げてみました。

箱根駅伝でリベンジを誓った竹石尚人の3年間

2020年の竹石 尚人(なおと)は足の痛みで離脱

2020年のエントリーから、左足痛のため外れていますしかも本番ギリギリまで回復を待ってエントリー候補に検討していた監督に自分から僕を外して下さいと直訴したそうです。

かわいいとルックスで女性ファンの注目をも集める竹石尚人選手ですが、

原監督からの期待も厚く、往路の山登りを任されていました。(2年連続、2年時と3年時)

そんな竹石尚人選手ですが、箱根での活躍は今一つです。

2018年の山登りで足がつり・・・

2018年の箱根では、東洋大学と2分3秒差で暫定2位で襷を受けるも、何度も足のけいれんに襲われ16㎞地点で足のけいれんで立ち止まり、再び走り出したものの19㎞付近で、またもやけいれんにより走行を停止するなどアクシデンに見舞われます。

私もリアルタイムで観戦してましたが、ハラハラしました。それでも、1位の東洋との差を36秒まで縮めるまでに全力を出し切りました。ですが、往路での優勝を逃し悔しい思いだったことでしょう。

翌日の復路では小野田をはじめとした復路のメンバーの見事な走りにより、青山学院大学を優勝に導きましたが

2018年の祝賀会で、このようにコメントしています。

「結果的に往路の連覇を崩れさせてしまったことが、正直自分としてはとても悔しいかなと思います。今年はまぁ小野田さんの引き立て役と言いいうことで、かっこいい小野田さんを見られてたので良かったです。来年は自分が、やっぱ山きついんですけど、リベンジしたいって気持ちがあるんで、山リベンジしてゴールを切って6区の小野田さんからピクニックラン走ってもらいたいと思います

ピクニックランとは・・・後方の走者を大きく引き離してのびのび走る、走ることを楽しむ。

「今年はまぁ小野田さんの引き立て役と言いいうことで、かっこいい小野田さんを見られてたので良かったです」と笑いを取っていますが、

往路優勝を逃してしまったことを来年リベンジしたいと語っていました。

それが、2019年リベンジが叶わず・・・

2019年の山登りでは思うようにペースが上がらず

そして、2019年の箱根では再び5区を任されますが、力が振るわず往路暫定2位の東海大学と42秒差の暫定3位でタスキを受けます。

しかし、この時も竹石のペースは思うように上がらず、坂道の途中で往路3位・國學院大学、往路4位・駒澤大学、往路5位・法政大学に次々と追い越されてしまうのです。 結果は往路は優勝どころか5位という見通しの厳しい状況に。

優勝への絶望的な順位に、原監督の落胆ぶりとピリピリとした空気は、見ていても厳しさが(優勝への)伝わってきました。

そこをなんとか挽回してくれたのが、復路のメンバ-であり6区を任された小野田選手でした。スタート前、小野田選手にペットボトルのドリンクを差し出し、蚊の鳴くような、か弱い女の子のように、「小野田さん頑張ってください、頑張ってください」と2度も声をかける姿が印象的でした。

そんなチームの願いと、後輩のためにも結果を出さないわけにはいかず、小野田は必至で走り、見事区間新記録を達成します。次の林奎介選手も区間新記録を取り、この年青山学院大学は区間新記録者3人と言いう転んでもただでは起きない強さを見せつけました。

が、残念ながら、五連覇がかかった優勝は成らず。

2019年の祝賀会で2度目のリベンジを誓ったのでした。

「今回昨年のリベンジという気持ちであの場に臨んだのですけど、(略)結果としてチームの優勝を遠ざける走りをしてしまいました。来年は優勝の報告ができるように頑張りたいと思います。」

はっきりと、山登りでリベンジをとは語っていませんが、来年は絶対に優勝をチームとしてするんだという気持ちが伝わってきました。

今年は2年越しの・・・

今年こそ2年越しのリベンジとなるかと注目していたんですが、今月に入り「右足の痛み」でまたもや体調に恵まれず・・・自分からチームのことを思ってでしょう、ギリギリまで思案する原監督に「エントリーから外してほしい」と申し出たそうです。

残念ですが、一番悔しいのは本人だと思うので、竹石選手がメンバーのサポートに回って、もし給水係をしていたら、テレビの前で応援したいと思います。

ちなみに、竹石選手やはりというか女子ファンが多いらしく、ファンレターを寮母の原監督の妻である美穂さんが仕分けをするほどだとか。先輩の神野大地は3通だったそうです。

進路については情報がなく実業団にいって競技を続けるのか、就職するのか分かりませんでした。なのでこれを見られているみなさんの中で、ファンレターを送るのならお早めに(そこっ?)

 

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