青山学院大学の1年生岸本大紀(ひろのり)選手。1年生ながら原監督から絶大な信頼を寄せられており、なんと今回、現時点で「花の2区」を任せられています。(2019.12.31)
原晋監督は岸本選手が新潟県三条高校の2年生の時から青学で走らないかと猛アタックしていたそうです。それだけ、ランナーとしての素質に優れていたのでしょう。
こう語っています。
才能があって、練習が出来て、ご飯も食べられて、賢い。
才能があって・・・うんうん!練習ができて・・・うん!ご飯も食べられて・・・うん?
ご飯を食べられることも、よい選手になるための条件なんでしょうか?・・・分かりませんが運動神経がいいだけではなく、頭もいいそうです。(なんか期待できそう)
原監督こうも語っています。「(2028年の)ロサンゼルス五輪のマラソン代表に絡んでくる逸材」
今年19歳の岸本選手、ロサンゼルスオリンピックの時には28歳ですかね。マラソン選手としてちょうどいい能力を発揮できる年齢なんではないでしょうか?
とにかく、監督一押しの素晴らしい素質を持った選手で間違いないということでしょう。
そんな岸本大紀さんについて注目して見ました。
岸本大紀さんてどんな人?
プロフィール
岸本大紀(きしもとひろのり)
新潟県燕市出身
燕市立分水中学校卒業後、新潟県立三条高校に進学
青山学院大学社会情報学部・社会情報学科在学中
身長:172cm 体重:55kg
血液型:O型
家族:両親、兄
好きな食べ物:メロン
一年生ながら・・・
出雲駅伝にスーパールーキーとして2区・5.8Kmにエントリーされました。記録は16分16秒の快走を見せ、区間賞を獲得しています。
全日本大学駅伝では、2区・11.1Kmで力がそこまで振るわず、区間5位の記録でした。
そして、箱根駅伝では「花の2区」を現在エントリーされています。
どれだけ、原監督から期待されているのか分かるような結果です。
今までの戦績
高校時代の戦績(成績ではなく戦績というんですね)
1500m | 5000m | |
1年生 | ー | 優勝 |
2年生 | 優勝 | 優勝 |
3年生 | 優勝 | 優勝 |
賢いと言われている所以は
原監督が岸本選手をほめるときに、賢いと言われていますがそれもそのはず、
出身の三条高校は陸上よりも学業で有名な高校でいわゆる進学校です。
岸本さんと同じ学年の卒業生は国公立大学に128名も合格しているほどです。
そして4歳年上兄も昨年まで大阪大学陸上部に所属していました。
お兄さんの出身校は新潟県立新潟高校です。こちらの高校偏差値が71~73と新潟県の中でも偏差値の高い高校のようです。
兄弟そろって賢いんですね。
他校の2区を走るのは誰?
さて、花の2区を任されることになった、岸本大紀さん。
他校の2区は誰がエントリーされているのでしょうか?
〈昨年の青学を除いた上位5校〉
東海大学2019年優勝・・・4年生 初出走 塩沢稀夕(しおざわきせき)
東洋大学2019年3位・・・4年生 2018.2019 相澤晃(あいざわあきら)
駒澤大学2019年4位・・・4年生 2018 山下一貴(やましたいちたか)
帝京大学2019年5位・・・3年生 2019 星岳(ほしがく)
法政大学2019年6位・・・3年生 2019 鎌田航生(かまたこうき)
エース区間ですからどこの大学も一押しの選手を持ってきています。
その中でも東洋大学の相澤晃選手が学生ランナー最強と言われているだけあって実力もナンバー1ではないかと・・・昨年は4区を走りましたが2年生の時は2区を走っており、2区の経験もありますし。箱根にこの中では2度出ていますし手ごわいです。
2020年箱根駅伝100周年となる記念の年、はたしてどこのチームが優勝するのでしょうか?
明日が楽しみです。