2月に入ってからの新型コロナウイルスの感染経過をまとめました。
国外発生状況の1か月前との比較
2月5日時点での国外の感染者国 28カ国
2月5日の時点での国外感染者 感染国は28カ国
日本国内の感染者 19人
中国 感染者:24,324人 死亡者:490人
香港 感染者:17人 死亡者:1人 中国国外2例目
マカオ 感染者:10人
台湾 感染者:11人
タイ 感染者:25人
韓国 感染者:16人
米国 感染者:11人
ベトナム 感染者:10人
シンガポール 感染者:24人
フランス 感染者:6人
オーストラリア 感染者:13人
マレーシア 感染者:10人
ネパール 感染者:人
カナダ 感染者:4人
カンボジア 感染者:1人
スリランカ 感染者:1人
ドイツ 感染者:12人
アラブ首長国連邦 感染者:5人
フィンランド 感染者:1人
イタリア 感染者:2人
インド 感染者:3人
フィリピン 感染者:2人 死亡者:1人
英国 感染者:2人
ロシア 感染者:2人
スウェーデン 感染者:1人
スペイン 感染者:1人
ベルギー 感染者:1人
3月4日時点での国外の感染者国 77カ国
青字が2月4日以降感染が確認された国
3月4日の時点で国外感染者 感染国79か国 (3/4 12:00時点)
日本国内の感染者:330人 死亡者:6人 (クルーズ船を除く)
中国 感染者:80,270人 死亡者:2,981人
香港 感染者:100人 死亡者:2人
マカオ 感染者:10人
韓国 感染者:5,328人 死亡者:32人
台湾 感染者:42人 死亡者:1人
シンガポール 感染者:110人
ネパール 感染者:1人
タイ 感染者:43人 死亡者:1人
ベトナム 感染者:16人
マレーシア 感染者:36人
オーストラリア 感染者:33人 死亡者:1人
米国 感染者:108人 死亡者:6人
カナダ 感染者:30人
フランス 感染者:212人 死亡者:4人
ドイツ 感染者:196人
カンボジア 感染者:1人
スリランカ 感染者:1人
アラブ首長国連邦 感染者:21人
フィンランド 感染者:6人
フィリピン 感染者:3人 死亡者:1人
インド 感染者:6人
イタリア 感染者:2,502人 死亡者:79人
英国 感染者:51人
ロシア 感染者:3人
スウェーデン 感染者:24人
スペイン 感染者:151人 死亡者:1人
ベルギー 感染者:13人
エジプト 感染者:2人
イラン 感染者:2,336人 死亡者:77人
イスラエル 感染者:12人
レバノン 感染者:13人
クウェート 感染者:56人
バーレーン 感染者:49人
オマーン 感染者:12人
アフガニスタン 感染者:1人
イラク 感染者:32人
アルジェリア 感染者:5人
オーストリア 感染者:24人
スイス 感染者:37人
クロアチア 感染者:9人
ブラジル 感染者:2人
ジョージア 感染者:3人
パキスタン 感染者:5人
北マケドニア 感染者:1人
ギリシア 感染者:7人
ノルウェー 感染者:33人
ルーマニア 感染者:3人
デンマーク 感染者:5人
エストニア 感染者:1人
オランダ 感染者:23人
サンマリノ 感染者:10人 死亡者:1人
リトアニア 感染者:1人
ナイジェリア 感染者:1人
アイスランド 感染者:14人
アゼルバイジャン 感染者:3人
ベラルーシ 感染者:感染者:1人
ニュージーランド 感染者:1人
メキシコ 感染者:5人
カタール 感染者:7人
ルクセンブルク 感染者:1人
モナコ 感染者:1人
エクアドル 感染者:7人
アイルランド 感染者:1人
チェコ 感染者:5人
アルメニア 感染者:1人
ドミニカ共和国 感染者:1人
インドネシア 感染者:2人
アンドラ 感染者:1人
ポルトガル 感染者:2人
ラトビア 感染者:1人
セネガル 感染者:1人
サウジアラビア 感染者:1人
ヨルダン 感染者:1人
アルゼンチン 感染者:1人
チリ 感染者:1人
ウクライナ 感染者:1人
モロッコ 感染者:1人
チュニジア 感染者:1人
青字が2月4日以降感染が確認された国
厚生労働省の報道発表をもとに作成しています。
マップで見たい方は、こちらが分かりやすかったです。
この1か月でどのくらい増加しているか
2月5日 → 3月4日
▼感染国: 28カ国 → 79中国
▼中国の感染者: 24,324人 → 感染者:80,270人
▼中国の死亡者: 490人 → 死亡者:2,981人
▼死亡者が出た国: (香港とフィリピンの)2カ国 → 13カ国 ※1
▼中国以外で感染が拡大している国: 0国 → 4カ国 ※2
※1・・・日本(6)・台湾(1)・香港(2)・韓国(32)・イタリア(79)・米国(6)・フランス(4)・オーストラリア(1)・スぺイン(1)・サンマリノ(1)・フィリピン(1)・タイ(1)・イラン(77人)
※2・・・
▼日本:感染者数:19人→330人 死亡者数:6人
▼韓国:感染者数:16人→5238人 死亡者数:32人
▼イラン:感染者数:0人→2336人 死亡者数:77人
▼イタリア:感染者数:2人→2502人 死亡者数:79人
なぜ韓国・イタリア・イランは急激に増えたのか
韓国は新興宗教団体の集会で感染が爆発的に増えたと報じられています。
1千人が密集する礼拝で感染が拡大したのではないかと言われており、その宗教団体の信者から多数感染者が続出していると報道されています。
イランがなぜここまで感染者が増えたのかは謎です。報道では原因について言及されていませんので、今のところ分からない状態です。イランだけがなぜ周辺諸国に比べて爆発的に増加しているのか不思議です。
イタリアもBBC放送(英)によると
イタリアの北部の都市ロンバルディーア州に感染者が集中している状態で、ここから感染が広まったという風に伝えられているだけで、確かな原因は突き止められていないような感じです。
一説には新型コロナウイルスが、イタリアで流行るわけがないと思っている人が多く、ウイルスに対する理解不足があり、それが、これほどまでに感染が拡大した原因の一つではないかと言われています。つまり油断していたってことですかね。イタリアとは真逆の「即座に対応とっていた台湾」などは感染者数もニュースになるほど多くはないですよね。
3/7追記
「イタリア北部が欧州でも突出して多い理由」というタイトルで夕刊フジに掲載されていた記事を抜粋しておきます。
欧州各国のなかでも、イタリア北部に突出して感染者と死者が多い理由は、およそ想像がつく。この地域は、1990年代以降、中国人移民が激増していった。
(途中省略)
とすると、帰省先で中国各地に拡散されつつあった新型コロナウイルスに一部が感染し、自覚症状がないままイタリアへ戻ったことで、イタリア北部に新型コロナウイルスが拡散されてしまったのではないだろうか。
出典:夕刊フジ
著者はノンフィクション作家で、
長年中国に関することを取材してきたノンフィクション作家の河添恵子さんです。
この記事によると、感染者がイタリアの北部3州に集中しているのは、
著者の話の中では、「1990年以降、この地域に中国人移民が激増していたことと関係する」と述べています。中国人移民の多い街で、この春節に帰省した中国人が街に戻り、それが拡散につながったという見解です。
私は、それは「一理あるかも」しれませんが、「それだけが原因ではないのでは」と思います。
なぜなら、中国人移民は今は世界各地に増え続けている状態ですが、それがなぜイタリアに限ってコロナ拡大につながったのかという説明にはなっていないからです。アフリカも中国人移民が多い国がありますが、今のところ感染者は数人程度ですし。
(確かにイタリアの最初の感染者は、中国に帰省していた中国人でしたが・・・)
いずれにしても、イタリアの爆発的増加が早く収まることを願うのみです。
それと、イタリア・韓国・イランの事例は短期間でこれほど感染者が増えるという怖さを表しています。
日本でもできる限りの対策を取って防ぎたいです。 ~以上追記終
この3国は1か月前は感染者数が日本と同じか、それ以下でした。
そのような状況から、「あっという間に感染が広がり、今や日本の感染者数をはるかに超え
緊急事態に陥っています」
日本も1か月後にこのようにならないように、どうにかして食い止めたいものです。
下記の記事は2月初めの感染者数です。
2月5日から3月4日までの増加経過
最新の国内の感染者数の状況が分かります。外部リンクです。