現在アメリカの大学に通いつつスケートでも好成績を残しているネイサンチェン選手ですが、彼が通っている大学はアメリカでもトップクラスの大学と言われています。
そんな二足の草鞋を履いて結果を出しているネイサンチェン選手について探っていきたいと思います。
ネイサンチェンの通っている大学
ネイサンチェン選手はアメリカでもトップクラスのアイビーリーグの一つであるイェール大学に通っています。アイビーリーグとは名門私立大学の連盟です。
アイビーリーグ一覧
アイビーリーグとはアメリカ合衆国北東部にある8つの私立大学の総称です 。
下記のような誰でも聞いたことのあるようなところばかり。
・ハーバード大学
・コロンビア大学
・ペンシルバニア大学
・コーネル大学
・ブラウン大学
・プリンストン大学
・ダートマス大学
アイビーリーグは学費も高い!
ネイサンの通っている大学はそのアイビーリーグの1つである「イェール大学」です。
ネイサンの通っているイェール大学の学費は年間5万ドル(550万円ほど)といわれています。日本だと早稲田大学の理系で1,446,000円ほどなので(3倍以上)、アメリカの私立大学がどれほど高いか分かりますね。
ちなみに他のアイビーリーグの一つであるブラウン大学の年間学費は5万4320ドルでした。
日本円に換算すると(2020.1/20現在)598万円です。高いですね。もちろん奨学金制度などもあるので、この額通りの金額ではないと思いますが、この数字だけ見ると日本の学生ははいい方なんだなと思いました。
イェール大学の卒業生が凄い‼
イェール大学の卒業生には、クリントン元大統領、ヒラリークリントン、ジョージブッシュ大統領父子(パパブッシュとブッシュジュニア)、IQの高いことでも知られるハリウッド女優のジョディ・フォスターさんや同じく女優のメリルストリープさん、日本人では最近はタレントとしても活躍の高嶋ちさ子さんなど多くの有名人が卒業されています。
ネイサンの家族も凄かった!
ネイサン選手、7人家族の5人兄弟で末っ子です。
上に兄二人、姉二人です。お姉さんの一人もイェール大学に進学しているとか。学費の高い大学に子供を二人も通わせているなんてなかなか恵まれた家庭です。
それもそのはずお父さんはアメリカで医療関係の会社を経営していて、お母さんも医療通訳士としてお仕事をされているそうです。
父は苦労して医学博士号を取得
父は1958年中国で生まれました。(現在62歳)
16歳で時計修理に就き、医学に関心があったので独学で勉強して大学に進学しました。
27歳で中国軍部医学部大学大院を卒業します。その後北京の軍部医学テクノロジー研究所の研究員として勤務します。
その後、医学の最先端の知識を学ぶためアメリカに留学します。
29歳中国での医学部卒業の資格が認められていなかったため、科学専攻の学生としてイリノイ州立大学に入学します。
30歳でイリノイ州立大学院に進学し、医学を再び学び直します。
その後博士号を取得するため、ユタ州立大学に進学します。
30歳の時、アメリカの永住権を取得します。
そして、現在は医療関係の会社の経営者として活躍されています。
ネイサン選手も医学部進学を目指してる?
ただでさえ「アメリカの大学は卒業するのが難しい」と言われていますが、ネイサンの場合、2022年の北京オリンピックでのメダルを見据えています。
当初は二足のわらじは難しいと言われていましたが、ネイサン選手、難関大学での学業と、トップ選手としてのスケートの方を両立していてすごいなと思います。
ですが、今後大学を卒業後、日本でいうところの医大に当たるメディカルスクールに進学を希望とのことです。
メディカルスクールとは
アメリカは医師になるためにはメディカルスクールに通わなければなりません。
このメディカルスクールとは、 大学を卒業した人でないと入学できません。
メディカルスクールは4年制です。なので、医師になるためには大学を卒業(単位が取れれば3年、通常だと4年)後、メディカルスクールに入学し、卒業するまで4年間の計7~8年以上かかることになります。
大学卒業して、すぐにメディカルスクールに進学できるわけではないので、(受験期間がある)さらに年数がかかる場合もあるそうです。
ここでもまた、日本の大学はいいと思います。最短で6年で学校を卒業できますからね。
年数が短いということは、それにかかる学費が少なくて済むということですから、医師にないたい人や、もっと勉強をしたい人への門戸が広い感じです。
ネイサン選手もはっきりとメディアのインタビューで「将来的には医学部への進学を希望している」とのことなので、オリンピック後は医学の道に専念するのではないでしょうか?
現役として見られるのはあと2年?
「将来医学部への進学を目指している」と発言をしているので、大学卒業後はメディカルスクールに通うことになりそうですね。となるといつまで現役として活動予定でいるのでしょうか?
現在、ネイサン選手は20歳ですから、アメリカの大学を卒業するまであと2年あります。(留年していなければ)2年と言えばちょうど北京オリンピックの時ですね。
北京が終わって、もしかすると引退をして学業に専念することも考えられますね。
と考えると、ネイサン選手を現役スケーターとして見れる機会もあと2年ってところでしょうか?
髪型は天然パーマなの
ネイサンと言えば、あのトレードマークの「流れるような前髪」です。(ちびまる子ちゃんの花輪君みたいです)
あの前髪、は天然なのでしょうか?
先日雑誌のインタビューで、語ってました。
「父も母も直毛だけど、兄の一人が自分と同じ天然パーマ」なんだそうです。
というわけで、隔世遺伝の天然パーマみたいですね。
あの前髪を気になっている人も多いのではないかと思いましたが、天然だということが分かって個人的にすっきりしました。
まとめ
・アメリカの大学に通うには、年間500万円近い学費がかかる
・ネイサン家はかなり裕福で父は医療関係の経営者だから学費は大丈夫そう
・ネイサンチェン選手を見れる機会は、メディカルスクールに進学するまでのあと2年ほど?
・あの花輪君みたいな前髪は天然パーマだった
の以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。