オンライン診療の流れとオンライン診療アプリ4選

オンライン診療の流れとオンライン診療アプリ4選

オンライン診療新型コロナ
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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、院内感染の予防や医療崩壊を防ぐためオンライン診療が一部緩和され、初診からでも受診できるようになりました。

オンライン診療を受けるには専用のアプリをインストールする必要がありますが、

アプリによって特徴があり、医療機関で対応しているアプリもそれぞれ違います。

オンライン診療用のアプリの内容と、それぞれを比較してみましたのでご覧ください。

 

オンライン診療の手順

通常だと
「診察→定期診察→オンライン診療」と、このような流れになりますが、
今回新型コロナウイルスの感染防止のため特例措置で、初診からでも診療を受けられるるようになりました。

オンライン診療を受けるにあたっていくつか準備が必要なことがあります。

1.オンライン診療対応の医療機関を探す
2.受診する医療機関に対応したアプリをダウンロードする。
3.アプリでアカウント作成→プロフィルや、クレジットカードを入力

診察を受けるまでの準備

準備するもの

・スマートフォン・タブレット・パソコンのいずれか
(タブレットやパソコンの場合、ネット環境も必須です)
・VISA / MASTER / JCB / AMEX / Dinersのクレジットカード

オンライン診療対応の医療機関を探す

1.まずオンライン診療が可能な医療機関を探します。
「遠隔診療サイト」の地図検索ページからお近くの医療機関を探すことができます。

(地図上から、お近くの対応医療機関を簡単に見つけることができ、クリックすると医療機関名などの細かな情報が出てきます)

対応アプリを確認する

オンライン診療を受ける際は専用のアプリをインストールする必要があります。
アプリをインストールすることで、診療予約・決済方法・ビデオ診察が可能になります

1.受診する医療機関が見つかったら、その医療機関が指定する「オンライン診療アプリ」を確認します。医療機関によって下記にあるアプリのどれかに対応していますので、そのアプリ名をチェックします。

例:使用アプリ
curon

対応アプリのダウンロード・アカウント作成

対応アプリをインストールし、アカウントを作成します。
アカウント作成は、まずメールアドレスとパスワードを入力しログインします。
次に医療機関を追加し、個人情報(プロフィールやクレジット情報)を入力します。
診察予約をします。

※アプリのダウンロード、会員登録などすべて無料

オンライン診療アプリの特徴

検索端末支払方法特徴
クリニクス1,000以上の医療機関を検索できるスマホクレジットカード払い・メニューと料金を事前に確認できる

・病名や薬の検索機能がある

クロン1600以上の医療機関を検索できるスマホクレジットカード払い(家族が保有するカードも可)・スマホ上で問診

・ヘルスデータを計測、記録、管理が関る

・医師とヘルスデータを共有できる

ヤードックアプリで閲覧できる医療機関は、実際にオンライン診療してもらう医療機関に限られるスマホ・タブレットはOK

パソコンは使えない

・コイニー

・来院時にまとめて払い

・スマホでヘルスデータを共有

・スマホで問診に回答

・電話やメールでの問い合わせができる

ポケットドクタースマホ・タブレットクレジットカードもしくは医療機関での窓口払い・ヘルスデータを計測、記録

・医師とヘルスデータを共有

CLINICS(クリニクス) 株式会社メドレー

広島のクリニックがYouTubeでクリニクスの使い方を説明している動画です。

【解説】オンライン診療の登録方法と使い方の説明:CLINICS(クリニクス)初診の保険適応:プルミエクリニック
特徴:診療メニューと料金を事前に確認でき、比較検討しやすいのでどこの医療機関でオンライン診療を受けるか検討段階の人にとっては使い勝手がいいアプリ

・全国の1,000以上の医療機関を検索できる(2018年10月時点)

・アプリ利用料:無料
・診療費の支払い方法(Mastercard/AMEX/JCB/Diners Club/Discover)

・オンライン診療対応の日本全国の医療機関を検索できる
・診療科別に医療機関を検索できる

・病名や薬の検索機能がある
・診療メニューと料金を事前に確認できるので医療機関の比較検討が容易にできる。

どこの医療機関でオンライン診療を受けるか検討段階の人が使うのにも便利

CLINICS(クリニクス)の公式サイトはこちら

CURON(クロン) 株式会社 MICIN

オンライン診療サービス「curon(クロン)」紹介ムービー
特徴:医師とヘルスデータを共有できる、スマホ上で事前の問診が可能

・全国の1,600以上の医療機関を検索できる

・アプリ利用料:無料
・診療費の支払い方法(JCB/VISA/Mastarcard/AMEX/Diners/家族が保有するカードも利用可)

・ヘルスデータを計測・記録管理できる

・医師ともヘルスデータをを共有できる
・スマホ上で事前問診が可能

・直観的で操作しやすいインターフェースに工夫されている
・リマインダー機能がついているので受診忘れ防止に役立つ
・セキュリティにも力を入れており、パスワードを他人に知られてしまっても簡単にアクセスできないようになっている

ヘルスデーター:記録項目:BMI/体重/体脂肪率/最高血圧・最低血圧/ウォーキング・ランニングの距離/上った階数/睡眠分析など。他アプリとの連携可

CURON(クロン)の公式サイトはこちら

YaDoc(ヤードック) 株式会社インテグリティ・ヘルスケア

特徴:サポート体制が整っていて、電話やメールで使い方を問い合わせができる

・アプリ利用料:無料
・診療費の支払い方法:コイニーを使って決済(医療機関によって支払い方法は指定される)
・来院時にまとめて支払い

・記録した生活情報をデータで記録し医師と共有
・スマホで問診が可能

・問い合わせ
オンライン診療アプリの使い方などをはじめ、不明点は電話またはメールで確認可

ヘルスデータ:記録項目:血圧 / 脈拍 / 血糖値 / 体重 / 体温 / SpO2 / 歩数 / 消費カロリー / 水分摂取量 / 飲酒量 / 喫煙本数 / HbA1cなど

おすすめポイント:サポート体制が整っているので、初めてのオンライン診療で利用に不安がある人におすすめ。

YaDoc(ヤードック)の公式サイトはこちら

ポケットドクター 株式会社オプティム/株式会社MRT

『えっ、もう通院しなくていいの!?』新しい医療のカタチ オンライン診療ポケットドクター(ポケドク) long ver.
特徴:データを医師と共有できる

・ヘルスデータを計測・記録できる
・ヘルスデータを医師とも共有できる

・アプリ利用料:無料
・診療費の支払い方法(VISA/MasterCard/JCB/Diners/AMEX)か医療機関での窓口決済

・画質にこだわり、 まるで対面しているかのような高画質ビデオ通話診療が可能。正確な診断にも生かされます

ヘルスデータ:(記録項目:血圧、心拍数、脈拍数、体温、血糖値、酸素飽和度、体重、歩数)

ポケットドクターの公式サイトはこちら

まとめ

アプリによってそれぞれ特徴があり、対応している医療機関によって、使われるアプリが違ってきます。

オンライン診療も向いている症状と、適さない症状があるので、全ての方に良いものだとは思えませんが、あまり存在すら知らなかった方には、この機会にオンラインでの診療というものがあるよと言いうことが広まればいいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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