世界フィギュアスケート選手権の優勝賞金はいくら

世界フィギュアスケート選手権の優勝賞金はいくら

優勝ランクスポーツ
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こんにちは!

今日はフィギュアスケートのお金の話です。

と言っても、フィギュアスケートを子供に習わせるのにいくらかかるか?

 

の方ではなく、勝った時もらえる賞金はいくらか?の方です。

 

フィギュアスケート大会で優勝すると賞金っていくら貰える?

主な世界大会と優勝賞金

オリンピック     2月上旬~(4年に1回) 100~500万円×2

オリンピックの場合、JOCと日本スケート連盟の 2つの組織から報償金がもらえます。

2つの組織から貰える金額は同じです

【オリンピックの報奨金(フィギュアスケート)】
金メダル‥500万円
銀メダル‥300万円
銅メダル‥100万円

ちなみに、JOCからの報償金は非課税です

競技団体(日本スケート連)からの報償金は300万円を超えると、課税対象となります。

オリンピックの報償金が最も高い国はシンガポールで、100万米ドルです。(1億1千万円…1ドル110円で換算)

オリンピックの報償金のいいところは税金がかからないところですね。

 

世界選手権      3月中旬開催  22万円~495万円

世界選手権では、シングルの場合は1位から12位までの選手に賞金がでます。

世界選手権で金を獲得すると、約500万円。銀で約300万円。銅で約200万円です。

金額は1ドル110円で換算

優勝 45,000米ドル(495万円)

2位 27,000米ドル(297万円)

3位 18,000米ドル(198万円)

4位 13,000米ドル(143万円)

5位 10,000米ドル(110万円)

6位 7,000米ドル(77万円)

7位 6,000米ドル(66万円)

8位 5,000米ドル(55万円)

9位 3,500米ドル(38万円)

10位 3,000米ドル(33万円)

11位 2,500米ドル(27万円)

12位 2,000米ドル(22万円)

世界選手権は、国際スケート連盟 (ISU) が行うフィギュアスケート単独の大会としては 最大の大会となっています。

優勝すると、オリンピックと同額ぐらいもらえるんですね。

こちらには税金がかかります。

 

欧州選手権      1月下旬開催  33万円~220万円

欧州選手権では1位から8位まで賞金がもらえます

金額は1ドル110円で換算

優勝 20,000米ドル (220万円)

2位  13,000米ドル (143万円)

3位  8,000米ドル (88万円)

4位  6,500米ドル (71万円)

5位  5,000米ドル (55万円)

6位  4,000米ドル (44万円)

7位  3,500米ドル(38万円)

8位  3,000米ドル(33万円) 

 

欧州選手権(ヨーロッパ選手権)は

世界フィギュアスケート選手権やオリンピック以上に 古い歴史と伝統を持つ大会です。

ISU加盟のヨーロッパ各国スケート協会に所属する選手で行われる選手権大会です。

ヨーロッパ以外の地域が行う選手権は、四大陸フィギュアスケート選手権となっています。

日本ではあまりなじみのない欧州選手権ですが、優勝すると220万円です。

日本人選手が出場するのは欧州選手権ではなく、4大陸選手権の方だそうです。

だから、聞きなれない大会名だったんですね。

 

四大陸選手権     2月上旬開催  11万円~165万円

四大陸選手権は1位から12位まで賞金が出るそうです。

金額は1ドル110円で換算

優勝 15,000米ドル (165万円)

2位  9,000米ドル (99万円)

3位  6,000米ドル (66万円)

4位  4,500米ドル (49万円)

5位  3,250米ドル (35万円)

6位  2,500米ドル (27万円)

7位  2,250米ドル (24万円)

8位  2,000米ドル (22万円)

9位  1,750米ドル (19万円)

10位  1,500米ドル (16万円)

11位  1,250米ドル (13万円)

12位  1,000米ドル(11万円)

四大陸フィギュアスケート選手権は、

ISUに加盟している国のうち ヨーロッパを除いた国と地域が参加するフィギュアスケートの 国際大会です。

出場資格を持つのは、アフリカ・アジア・アメリカ・オセアニアの各大陸の選手となっています。

1998-1999年シーズンに創設されました。

もらって嬉しいのは、3位ぐらいまでですかね。

それ以下だと、遠征にかかってる費用に対して雀の涙ほど。

それでもないよりはいいでしょうけど…

 

グランプリシリーズ  10~11月下旬開催 22万円~198万円

1位から5位までには賞金が出ます。6大会共通金額です。

金額は(1ドル110円で換算)

・優勝 1万8000米ドル(約198万円)

・2位 1万3000米ドル(143万円)

・3位 9000米ドル(99万円)

・4位 3000米ドル(33万円)

・5位 2000米ドル共通(22万円)

グランプリシーズンとは、国際スケート連盟(ISU)が承認するフィギュアスケートの シリーズ戦です。
前年度の成績などにより出場資格を満たした選手たちが出場します。

アメリカ・カナダ、・中国・フランス・ロシア・日本で開催される6大会と、

6大会の上位選手が出場する事のできるグランプリファイナルがあります。

【グランプリシリーズ6大会】
・カナダ大会(スケートカナダ)
・アメリカ大会(スケートアメリカ)
・中国大会(カップオブチャイナ)
・フランス大会(トロフィーエリックボンパール)
・ロシア大会(カップオブロシア)
・日本大会(NHK杯)

 

グランプリファイナル 12月上旬開催 33万~275万円

GPシリーズの成績上位6人が出場するGPファイナルは全員に賞金が出ます。

金額は1ドル110円で換算

優勝 2万5000米ドル(275万円)

2位 1万8000米ドル(193万円)

3位 1万2000米ドル(132万円)

4位 6000米ドル(66万円)

5位 4000米ドル(44万円)

6位 3000米ドル(33万円)

 

グランプリファイナルになると、シリーズよりも賞金額が上がります。

しかも全員に賞金が出るんですね。

日本の大会…全日本選手権  12月下旬

全日本選手権は日本スケート連盟が主催する大会です。

この大会は賞金が出ません。

1~3位にメダルと賞状が贈られるだけです。

そして出場選手全員、エントリーの際に1万5000円の参加費を払うそうです。

まとめ

各国際大会での賞金額をまとめてみましたが、

世界選手権では、オリンピックとだいたい同額の495万円でした。

そして、驚いたことに日本の全日本選手権では、優勝賞金が出ないということです。

会場までの交通費・宿泊費・その他諸経費などがかかるのに、

全日本の無名な選手の皆さんはどうされているのでしょうか?

スケートを続けるうえで、肝心な費用を稼ぐ意味でも賞金は欲しいところ。

今後の日本のスポーツ界が盛り上がっていくためにも、

少しでも待遇がよくなることを願ってます。

 

マラソンの優勝賞金についての記事はこちら

 

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