「2019年区間新」を出し、チームを引っぱり中心的存在だった先輩たちが次々と卒業し、その中で期待を集めているのがエース3年生の吉田圭太選手です。
2019年はニュージーランドへ留学するなど新たな経験をし、一回り大きくなって帰ってきた吉田圭太選手のあれこれに注目してみたいと思います。
吉田圭太ってどんな人?
吉田圭太のプロフィール
名前:吉田圭太(よしだけいた)
生年月日:1998年8月31日生まれ (21歳)
出身:広島県東広島市出身
学歴:東広島市立高屋中学校、広島県立世羅高等学校卒業
大学:青山学院大学3年 地球社会共生部 地球社会共生学科
身長:172m 体重:51kg
血液型 A型
家族: 父・母・姉
好きなアーティスト:AAAが好きらしい
好きなアニメ:名探偵コナンのファン(次回の劇場版名探偵コナンが楽しみとツィート)
SNS:ツィッターをしているようです。
吉田圭太の高校時代
吉田選手、高校時代はあの陸上で名門の「世羅高校」で全国制覇を経験していらっしゃいます。
「世羅高校」とは、知っている人もいるでしょうが、全国制覇9度の駅伝の強豪校です。
そこで、吉田選手自身も、全国制覇を経験されています。
ちなみに世羅高校は原監督の、母校でもあります。
2019年ニュージランドに留学
2019年は学部(地球社会共生学部)のカリキュラムの一環で、2月から5か月間ニュージランドの「ネルソンマルボロ工科大学」に留学していたそうです。あくまで学部留学なので、選手としてではなく、地球社会共生学部の学生としての留学でした。向こうでは練習も怠らずチームメイトの神林選手と一緒にトレーニングをしていたそうです。
留学の成果として、英語が聞き取れるほどのレベルになったと話しています。
5か月ですから英語ペラペラというわけにはいかないんでしょうね?
原監督も、「今後の競技生活に役立つだろう」と留学での成果を褒めています。
吉田圭太の留学についてのコメント
「英語はかなり聴き取れるようになりました。競技面では故障なく5か月を過ごせたことが収穫です」と吉田圭は笑顔で話した。
地球社会共生学部の教授でもある原晋監督(52)は「語学力が身につき、将来、世界で活躍で活躍するためにプラスになるでしょう」と留学の成果に期待する。昨季の学生3大駅伝すべてで区間賞を獲得した吉田圭について「今季、青学大の絶対エースになる」と太鼓判。昨季、学生3大駅伝で出番がなかった神林については「大ブレークするだろう」と期待を込めて“予言”した。 引用:スポーツ報知より
原監督”地球社会共生学部”の教授だったんですね。(そこかい!)
監督しかしていない、イメージでしたがから、教鞭をとっていたなんて驚きです。
驚きと言えば吉田さんのお父さんです。なぜかお父さんにも注目が集まっているようです。
そのわけは・・・
吉田圭太の家族・彼女・交友関係
吉田圭太のお父さんって
実は吉田圭太さんの父、”吉田祐嗣さん”と”原晋監督”は世羅高校の、先輩後輩の関係だったのです。
そして、35年前全国高校駅伝で1年の吉田裕嗣さん(父)が3年の原晋さん(監督)に襷を渡していたのでした。なんという縁でしょう。
襷を渡した後輩の息子を、現在監督として指導しているって、運命を感じる出会いですね。
彼女はいるの?
一番知りたい彼女の情報、ツィッターでも彼女らしき人の話題はなく不明のようです。
駅伝の選手は、練習に、学業にと忙しいですから、「彼女を作っている暇がない」ってことあると思います。また、彼女がいても練習が忙しすぎて振られたなんてことも・・・以前青学の選手でもいました。
でも吉田さんはイケメンですから、こっそりいるかもしれませんし、案外競技に集中して彼女はいないかもしれませんし。でも、爽やかな笑顔が魅力の吉田さんですから、もしかすると、もしかするかもしれません・・・
世羅高校の先輩、新迫志希と山口和也
世羅高校の先輩に新迫志希(しんさこ しき)さん(早稲田大学)と
山口和也(やまぐち かずや)さん(日本体育大学)がいるそうです。
新迫志希さんは、中学MVP男と言われるほど、中学時代に好成績を残した期待の選手みたいです。
大学に入ってからは、3年時に箱根駅伝出場で、9区を任され区間9位でした。
2020年今年も9区を走り、区間4位でした。
山口和也さんは、2018年の箱根駅伝に出場、実績は8区で3位のなかなかの成績です。
2019年は花の2区を任され、13位でした。
2020年は2区15位でした
交流があるか分かりませんが、見ている側としては、先輩後輩対決ていうのも注目してしまいます。
吉田圭太さん2020年の箱根は、まさかの1区で7位でした。
同窓対決は見れませんでしたが、それよりもエース区間でなく1区を走り、結果7位という成績は、今季やはり調子がよくないのでしょうか?
これまでの成績
これまでの成績…世羅高校時代
〈2014年 世羅高校1年〉
・全日本高校駅伝優勝に貢献
・国体の3000mでは8分22秒で6位入賞
・5000mのベスト記録14分11秒(この記録は日向選手の13分台に続いて日本人2番目という素晴らしい記録)
・都大路では7区を任され区間2位を記録
・都道府県対抗では4区を21位で力を発揮できませんでした。
〈2015年 世羅高校2年〉
・全日本高校駅伝2連覇に貢献
・インターハイでは1500mに出場し、3分52秒で4位(予選落ち)
・5000mは予選にも出場できず
・都大路での駅伝は4区を任されて8位
・都道府県対抗では最長区間の5区で3位
〈2016年 世羅高校3年の時〉
・全日本高校駅伝主将を任されるも連覇を逃す
・兵庫リレカ1万mに出場、29分33秒と好タイム記録
・インターハイ5000m(初出場)で予選を14分31秒で2位
決勝では14分45秒かかってしまって、14位
・国体の5000mでは13分59秒を出し見事に2位
・都道府県対抗では1区を走って6位
これまでの成績…大学時代
〈三大駅伝成績〉
学年(年度) | 出雲駅伝 | 全日本駅伝 | 箱根駅伝 |
1年生(2017年度) | 出走なし | 出走なし | 出走なし |
2年生(2018年度) | 4区(区間賞 18分00秒) | 6区 – 区間賞 37分29秒 | 9区 – 区間賞 1時間08分50秒 |
3年生(2019年度) | 3区 – 区間4位 23分58秒 | 7区 – 区間2位 52分24秒 | 1区‐区間7位1時間01分31秒 |
4年生(2020年度) |
今年の箱根は、力が振るわず、まさかの1区で7位でした。
今季の走りは・・・?
2月から7月まで留学していたニュージーランドでは、チームメートと練習に励んでいました。
帰国後はインカレ5000mで日本人トップの3位に入るなど、好成績を残し自己ベストも更新しています。ただ万全の走りとは言い難く10月の出雲駅伝では東洋大の相澤晃、駒大の田澤簾、国学院大の浦野雄平とのエース対決で残りラストのスパート合戦でわずかに遅れを取り区間4位という成績に終わっています。
全日本では63秒先行していた松尾淳之介抜いてトップ立ちましたが、一度は突き放したが追い越されるという結果に終わっています。
本人も「今季はまだ自分の力を出せていません。箱根では力を100%出せるように頑張りたい」とコメントしています。
2020年箱根の希望区間は1、2、3、4区の往路だそうです。
1・2・3・4区間はその後の選手に楽に走ってもらいたいために頑張る区間ですから、エースの期待を背負って、他の大学に差をつけた走りを見せてもらいたいものです。
希望通りの区間ではあったんですね。
今後の吉田圭太について
東京マラソンにもエントリー
箱根駅伝では、青山学院大学が見事1位に返り咲き、監督の「やっぱり大作戦」も大成功でした。
監督はこのように話していました。「終わってみれば『やっぱり青山学院は強かった』『やっぱり青山学院を応援して良かった』と皆さんに言ってもらいたい。・・・はい、その通りの結果に終わりました。さすが青学です。
吉田さんは残念ながら、力を発揮できず7位でしたが、来年に期待したいと思います。
そしてファンにとっては朗報!東京マラソンにエントリーされてるみたいです。
青学からは、今年箱根を辞退し、5年生でもう一度と内定辞退し留年決断した竹石尚人さんもエントリーしているみたいです。
またまた、駅伝ファンの楽しみが増えましたね。
そして、2020年はオリンピックの聖火ランナーの広島地区の代表としても見る機会がありそうです。こちらの方も楽しみです。