青山学院大学4年生で今年の箱根駅伝でも活躍した、吉田裕也選手。
箱根駅伝では往路4区を区間新記録となる1時間00分30秒をたたき出し、首位に返り咲き、見事な走りでチームに貢献しました。そんな今季絶好調の吉田裕也選手の、陸上を始めたきっかけや今後について調べてみました。
吉田裕也選手ってどんな人?
プロフィール
名前 吉田祐也
生年月日 1997年4月23日
出身地 埼玉県東松山市
身長 163.5cm 体重 48kg
血液型 AB型
出身高校 東農大三高卒業後、青山学院大学教育学部に進学
ベスト記録 1万メートル28分43秒
卒業後の進路 卒業後はマラソンを引退して製菓会社ブルボンに営業として就職
チーム1の努力家
とにかく真面目で超がつく努力家だそうです。原監督の奥様も吉田選手のことを「吉田祐也は、青学いちの練習の虫、普通なら11番手の選手を2回経験したら腐ってしまいますよ。」と語っています。
吉田祐也選手は2、3年時にはチーム11番手で、あと一歩で箱根駅伝出場を逃しているんです。普通だったら、あと1歩のところでチャンスを逃したら、腐って練習に気が入らなく学生も多いいのでしょう。それが、腐らずに淡々と練習を続けられるところが、努力家で真面目と言われている理由だとおもいます。
陸上を始めたきっかけは同級生の言葉
陸上を始めたきっかけは、小学3年生の時まで遡ります。当時、好きだった女の子の”好みのタイプ”が「足の速い男の子」だったそうです。それがきっかけで走ることに目覚めたとか。
好きな子のタイプが「足の速い男の子」と言われれば、当然頑張ってしまいますよね。でも吉田選手の他の人と違うところは、きっかっけが「足の速い子」だったとしても続けてこれる粘り強さだと思います。
以下は「Nunber より」
小学3年生の持久走でビリから3番目になったのが、陸上を始める切っ掛けだった。当時、好意を寄せていた女の子が「足の速い男の子が好き」と話しているのを聞き、一念発起して走り始めた。その彼女が今回の走りを見て連絡をくれましたと、ややはにかんだ様子で話す。
「昨日の走りを見てくれたみたいで、彼女からLINEをもらいました。(付き合ってるの?)そういうわけではないですけど、嬉しかったです(笑)」 引用:Nunberより
今後の進路は…
原監督も箱根での吉田選手の走りを期待以上と大絶賛しています。
「みんな天晴れな走りをしてくれましたけど、4区は予想よりもプラスアルファが出ました。あそこまで祐也が走るとは思いませんでしたね(笑)」と。
期待以上の走りだったことが、チームへの貢献につながりましたし、本人も初の箱根で区間新記録という天晴な成績を残すことができました。
そんな、これからも期待が高まる吉田選手ですが、今後の進路が気になるところです。
吉田選手、マラソンは引退して、お菓子会社に就職するということです。株式会社ブルボン
「高校の頃から競技人生は大学で終わりと思ってやってきて、タイムリミットがある中で目標を決めて最後まで出し切る努力をしてきました。先ほども言いましたが、本当に精一杯の走りができたので、なんの後悔もなく卒業できそうです」
だそうです。もったいないですね。そして・・・
「監督を超える営業マンになりたいです(笑)」
卒業後は、大手菓子メーカーへの就職が決まっている。志望するのは営業職。かつて中国電力で伝説の営業マンとして活躍した原監督を引き合いに出し、こんな新たな目標があることを明かす。
「そこで監督を超える営業マンになりたいです(笑)。監督を見返したいという思いでずっとやってきたんですけど、今は下から4番目の選手をここまで成長させてくれたことに感謝の気持ちで一杯です。青学には僕以上に努力している後輩たちがまだまだいるので、彼らの努力もいつか報われて欲しいというのが僕の願いですね」
2020年、2月2日現在、別府大分毎日マラソンで 2:08:30 学生歴代2位という素晴らしい記録を出しています。
ファンからも、現役を引退しないでほしいという声や、原監督も(箱根が終わった時点の好成績を受けて)吉田裕也の現役続行を
「就職内定もらってるんですけど、走らせてもらえるようにね、私の方から(就職先の)社長さんにお願いしようかね」と、吉田の現役続行に一役買う姿勢を示していました。
今後どうなるかは本人次第ですが、なかなか好成績の中辞めるのはもったいないような気もします。
原監督が交渉してくれれば、現役続行と言った流れになるかもしれませんが、吉田選手は現役を続けていきたい気持ちがあるのかは不明ですし、逆に良い成績を残したことで完全燃焼して悔いなく辞めれるといった感じもしなくはないですよね。
どちらにしても目が離せない今注目の人に変わりはないです。
追記
朗報です‼
吉田裕也選手がマラソンを続けることを検討しているみたいです。
別府大分毎日マラソン後の会見で明らかになりましたた。
別府大分毎日マラソン後、マラソン界の重鎮、瀬古利彦リーダー(63)さんが総括会見を行い、会見場の後ろで聞いていた吉田を招き、異例の同席会見が行われたそうです。
その中で、瀬古さんが吉田裕也に
「大学卒業後は競技を辞めるつもりだったけど、箱根駅伝終わった後、私が続けた方がいいよ、とアドバイスしたから、続けることを検討しているという記事を読んだ。そうなの?」
と問いかけると
吉田「はい、そうです」と答えたそうです。
瀬古さん「言った甲斐(かい)があったなぁ。本当に続けてほしいよ。(内定先の)ブルボンのクッキーを食べながらね」
吉田「いえ、いえ」
本当にブルボンのクッキー食べながら続けてほしいですね。
瀬古さんも、吉田裕也のことを
「吉田君は2024年パリ五輪に向けて戦力になる。辞めないでほしいし、辞めるわけにはいないでしょう。将来性があります。」と絶賛していました。
当の本人も瀬古さんに言われてその気になっているような気がしますし、これだけ活躍していればブルボンの社長も首を横にはふれないでしょう。あとは本人次第といったところでしょうか?
いいニュースが入って来ることが楽しみです。
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