こんにちは!
選手もファンも楽しみにしていた「世界フィギュアスケート選手権」新型コロナの感染拡大を受け中止が発表されましたね。
楽しみにしていたので残念ですが、このような状況ですから仕方がないです。
本日は、中止を受けての選手のコメントをまとめてみました。
新型コロナで世界フィギュアスケート選手権が中止になる
3月11日「ISUが中止を発表」(日本時間12日)
中止の発表は大会の5日前の苦渋の決断です。
中国以外の国でもイラン・イタリア・韓国と爆発的に広がってきています。
WHOもパンデミック宣言を、中国に遠慮してなかなか出しませんでしたが、
ここにきてようやく出したような状態です。
パンデミック宣言を受けてか?世界情勢を鑑みてか?
”ISU”も簡単には開催中止と出来ない事情がありましたが…結果、中止となってしまいました。
ISUが簡単に中止にできない事情を書いてます↓
カナダケベック州の判断で中止に
中止の決定はカナダ・ケベック州の判断です。
カナダ・ケベック(Quebec)州政府は11日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、来週モントリオールで開幕予定だったフィギュアスケート世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2020)を中止すると発表した。出典:livedoor NEWS
それを受けて、ISUとカナダスケート連盟は以下のように支持を表明しています。
カナダスケート連盟(Skate Canada)と国際スケート連盟(ISU)は「本日下された難しい決定を全面的に尊重する」とし、ケベック州政府の判断を支持。「シーズンで最も重要なフィギュアスケートの大会」が中止を余儀なくされたことに遺憾の意を表しつつ、「関係者ならびに地域の安全と福祉を優先することは理解できる」とした。 出典:livedoor NEWS
カナダの新型コロナの感染者数
カナダの新型コロナウイルスの感染者数は、
「ケベック州の8人を含め約100人」「亡くなった人1人」という状況だそうです。
感染者数は日本よりは少ないですが、こういった国際大会は世界の各地から人が集まり、
どこで誰がウイルスを運んでくるかは分かりませんから、選手の皆さんもコメントで言っていたように正しい判断だと言えるのではないでしょうか?
選手のコメント
国内選手のコメント
羽生結弦選手のコメント。少し長いですが全文紹介です。
「中止になってしまったことは残念ではありますが、選手のみならず、観に来られる皆さまや大会運営のスタッフの方々への感染拡大のリスクが、少しでも減ったことに安堵する気持ちもあります。このような状況の中で、選手に競技の場を設けようとギリギリまで尽力してくださったISUに感謝の意を申し上げます。
今回の中止を受けて、改めて新型コロナウイルスについて、また、ウイルス感染について考える機会ができたと思っています。このような対応がなされたからこそ、より一層、注意を払って生活していかなくてはと思いました。
そして、今シーズンの最後まで応援してくださった方々、本当にありがとうございました。来シーズンに向け、今の限界の先へと行けるよう、練習していきます」出典:スポニチ
なんか・・・コメントも完璧ですね。流石オリンピックチャンピオンです。
個人的には4回転アクセルが見れるのかなと期待していたのですが…
続いて宇野昌磨選手のコメントです。
「今回、この様な形でシーズンが締めくくられてしまうことに残念な気持ちもございますが、まずは世界中の人々が安全な日常を送れる日が一刻も早く来ることを願っております。明けない夜はないと信じ、これからもアスリートの本分を全うし、今自分にできることを精一杯やっていきたいと思います」 出典:スポニチ
「明けない夜はないと信じ」というくだりが、乗り越えようとする気持ちを表しているようで、
前向きになれるコメントです。
このコメントに、「宇野選手の成長ぶりを感じる」とファンの間から称賛の声が上がっているそうです。
「自分が悔しいのに他の人のことを気遣える宇野昌磨という人間が本当に好き」
「応援してる選手の言葉に救われる」
「宇野昌磨氏がどんどん立派に成長してかっこよくなっていく…」
海外選手の発表
ネイサンチェン選手の、電話での共同会見でやり取りです。
「急速にウイルスが世界中に広まったことを考えると、正しい選択だったと思う」と語りながらも「アスリートとしては、多くの時間をかけて努力してきただけに残念な気持ちだ」とし「来年に向けて準備をしていきたい」と前を向いた。
国際スケート連盟(ISU)は10月以降の年内に代替開催できないか検討しているが、チェンは「それは理想的ではない。我々はできうる限りの準備をするが、変な状況になると思う」とし「 この夏は普通に過ごすつもりだ。来シーズンの序盤に燃え尽きたくはないので」と語った。来季、21年の世界選手権は北京五輪の前年のため、五輪の出場枠に関わる重要な大会となる。それだけに10月に今季の大会を行った後、3月に再び来季の大会を開催することについてチェンのコーチであるラファエル・アルトゥニアン氏(62)も、「10月にベストな状態に持って行くことは出来ないだろう」と見解を述べた。
出典:スポニチ
ネイサンチェン選手が少し触れてますが、今季は中止にな利ましたが来期に代替開催する案があるそうです。
今年年末に代替開催する案もある
両連盟はまた、スポンサーなどの利害関係者と協議し、大会が「2020年10月より前になることはないが、年末にかけて開催できる可能性」を近日中に模索するという。出典:livedoor NEWS
上記の通り、スポンサーの関係上、 今年中に代替開催を考えているそうです。
ですが、選手の一人であるチェン選手も、チェン選手のコーチラファエル氏も、代替開催に対して消極的な姿勢を見せています。
代替開催が開かれると、選手にとっては負担だと思うのですが、どうなんでしょう?
オリンピックの前年のシーズンですしね。
まとめ
今回の中止はこのような状況ですから仕方がないですね。
楽しみがまた一つ減り非常に残念ですが、何よりも感染が広がらないため今が大事な時ですから、楽しみは来期にとっておくとしましょう。
そしてなにより「選手の皆さんがこの日のために練習を頑張り」「世界選手権にピークを持ってきて」「準備万端でいた」かと思うと、選手の皆さんの方が残念で仕方ないのではないかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
上記のと同じ記事ですが・・・