新型コロナでイベントやライブの中止で1か月で損害額450億円

新型コロナでイベントやライブの中止で1か月で損害額450億円

ライブで盛り上がる人々イベント中止
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2月末から、あらゆるイベント・ライブの延期、中止が行われてきました。

その中止・延期した公演数は、1,550公演、損害額は450億円にも上るようです。

詳しい内容をまとめてみました。

2月末から3月末まで1550公演の中止・延期

2月26日に新型コロナウイルスの感染拡大を受けて政府が自粛要請を出しました。

2月末から、ライブイベントが軒並み中止・延期をせざるをえなくなっています。

これによってライブを中止・延期したことによる経済面での影響が出始めてきています。

音楽業界の活路「ライブ公演」

音楽業界でCDが売れなくなった現在、業界は「ライブ」に活路を見出しています。チケット収入やグッズ販売などで、音楽業界は大きな収益を得ようとしています。

じゃあ、ライブをすればお金になるかというとそうでもなく、ドーム公演などでは1回では黒字にならず、数回の公演でグッズやTシャツを販売して、初めて主催者側は利益が出ると言われています。

ただでさえ厳しくなったいる音楽業界です。

ライブが行われなくなると、会場費・ステージ演出費用(音響や照明)・グッズ製作費・その他諸経費(会場のスタッフからアルバイト、ケータリング)それらをどうするかの問題が発生します。

この業界はフリーランスのコンサートスタッフも多いため、彼らの生活も窮地に立たされています。

 

コロナは興行中止保険の対象外

今回の中止の理由は、新型コロナウイルスによるもの。これだと興行中止保険の対象外になり、保険に入っていたとしても、お金は出ないそうです。つまり誰も保障してくれないという現状だそうです。

そうなると、公演の予定で準備していた費用は誰が支払うのでしょうか?

 

例えば2千人規模の会場のツアーが全20公演全て中止になると、

作ってしまったステージセット・スタッフ・メンバーのギャラ補償で約5千万円、

既に作ったグッズが約3千万円、

その他宣伝費など諸経費を入れると

約1億円近くかかると言われています。

「これを誰が払うのか」という話ですが、誰にも請求できませんので、個人事務所だと本当に厳しいと言われています。

1か月で損害額450億円

これまでの1か月弱の、ライブが中止になった損害額の試算が出ました。

「2月26日から3月末に自主的判断による中止・延期が1550公演あり、その損害額が推計450億におよぶ。現在のライブ・エンタテインメント全体の売上はおよそ5862億円。つまり、ほぼ1ヶ月分の売上を失っている」と、その規模の大きさを説明。

出典:ORICON NEWS

ライブ・エンターテイメント業界の全体の売り上げは5862億円と言われ、ほぼ1か月分の売り上げが失われているそうです。そりゃそうですよね。1か月間は自粛で公演が出来てない状態なんだから入ってくるものも入ってきません。

またクラシック業界では24億円を超えると試算されています。

一番困っていること

ライブイベント自粛の要請の今回の件で一番困っているのは、いつから公演を再開したらいいのかということみたいです。確かに世間はいまだ自粛モードですし、東京都の小池知事は、4月12日までの3週間が感染者の爆発的な増加を避けるための重要な期間とし、「ライブハウスやスポーツジムなどの施設の利用や、イベントの自粛について協力いただくよう強くお願い申し上げる」と要請しています。今後もライブイベントの自粛が行われる見通しです。

一般社団法人コンサートプロモーターズ協会会長・中西健夫氏は、一番困っているのは、(いつから公演を再開したらいいのか)オフィシャルな見解がないこと。10日間自粛を要請しますと言われ、3月19日にさらに10日間などと続いたら、われわれの業界は持たない」と訴えた。しかし、世界中で問題になっているチケット高額転売対策では、議員立法を成立させ、世界に先駆けて「日本モデル」を示すことができたと言い、今回も「このようにすればライブが実施できる、という日本発信のモデルケースを、国会議員の皆さんと考えていきたい」と訴えた。 出典:ORICONNEWS

東京都の方針では4月12日まで更なる自粛協力の要請が出ています。ということは、今後もしばらくはこの状態が続くということになりますね。

早く新型コロナが終息することを願うばかりです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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