紫外線は悪者じゃない!紫外線のメリット

紫外線は悪者じゃない!紫外線のメリット

健康
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美容の大敵と言えば紫外線です。

お肌の老化は「光老化」と言われる

紫外線による老化80%も占めると言われているんです。

*光老化とは紫外線を浴びることによって起こる老化です。

 

 

そんないつも悪者扱いされる紫外線ですが、

実は体の中でなくてなならない、ある物資を作り出していんるです。

 

 

 

 

それは、皆さんも一度は耳にしたことがある

「ビタミンⅮ」という成分です。

 

ビタミンⅮって聞いたことあるけど、なんか影の薄い存在って感じしませんか?

 

少し栄養のことについて知識がある人は、

「あ~骨を丈夫にするビタミンね」とその程度のやつという認識をお持ちだと思います。

 

だけど、このビタミンⅮ、けっこう体の中で大事な働きをしているんです。

 

今回はそのビタミンⅮを作り出す、紫外線の働きと

ビタミンⅮの体内での活躍をご紹介します。

 

 

 

 

紫外線の働き

紫外線というと、デメリットばかりだと思われがちですが、

紫外線に当たることによって、メリットもあるんです。

 

私たちの皮膚は太陽の光を浴びると(uv-b)、

コレステロールを原材料にビタミンⅮを作ります。

これらが、肝臓と腎臓で活性化されてビタミンⅮとなります。

(抜粋)

人にとってビタミンⅮの大きな供給源は皮膚にある

クーデヒドロコレステロール(プロビタミンⅮ3)と言われているもので

日光に当たることによって、一番の働き者の

「活性型ビタミンⅮ3」に変わっていきます。

 

なんかこむずかしくて分かりませんね?

要するに働き者(活性型)のビタミンⅮが日光を浴びることによって作られるということです。

では、そのビタミンⅮの働きを見ていきましょう。

 

ビタミンⅮの働き

骨を丈夫にする

筋力の維持…最近の研究では、ビタミンDが筋力を強くする働きがあることがわかってきました。

乳がん、大腸がん、直腸がんのリスクを軽減すると言われています

免疫力アップ

インフルエンザのリスクを下げる

「京慈恵会医科大などの国際共同研究チームにより行われた研究によると

ビタミンDを摂取したグループと摂取していないグループを比較し
その結果ビタミンDを摂取したグループは、

インフルエンザや肺炎などに罹る人が20%少なかった。」

という研究結果が出ています。

 

うつ病の改善

うつ病とビタミンⅮの関係について多くの研究がされているそうです。

例…血中のビタミンD濃度が低い患者は、うつ病発症のリスクが高い。

 

 

骨を丈夫にするだけではなく様々な働きがありますね。

また、ビタミンⅮが影響する遺伝子は100種類以上と言われ、

代表的なものに、

1.がんの予防

2.感染症

3.炎症を抑える

などがあります。

関節リウマチの人はビタミンⅮの血中濃度が低いと言われています。

 

 

さまざまなビタミンⅮの摂取法

そんないいことばかりのビタミンⅮですが


しかし!
ビタミンⅮは誰でも合成されるわけではないんです。


〈体内で合成されにくい人〉


高齢者…加齢により合成能力が衰える
肌の色の黒い人…紫外線体耐が強いので肌の色が白い人より多くの紫外線量が必要
あまり外出しない人…日光が足りてないので
紫外線対策をしている人…日光が足りてないので
紫外線量の少ないところに住んでいる人…日光が足りてないので


これらの人は、体内で合成されにくいそうです。

でも、大丈夫!皮膚で合成されにくい人には対策があります。

それは、簡単です。


食べ物から摂取すればいいんです。
ビタミンⅮの多い食材の代表的なものは魚。
サバサンマカレイなどのお魚に多く含まれています。


魚には多く含まれているけど、お肉には含まれていません。
他は卵に含まれています。

あとは、キノコ類です。

しいたけしめじエリンギなど。
でも、植物由来のビタミンⅮではなく、動物由来のビタミンⅮの方が
働きはいいそうです。


偏食でお魚やキノコ類は食べないという方は
まず、偏食を治しましょう!(笑)

いえ失礼しました。


そういう方は少しでも食事から摂る努力をしながら、
上手にサプリを活用し
また合成されにくい人は、まったく作られないわけではないので
日光を積極的に浴びていけば大丈夫だと思います。


あと、紫外線対策をしていて、日光を浴びてない人や
外出をあまりしなくて浴びてない人などは、
もったいないので、たまには浴びることをおすすめします。



〈どのくらい太陽の光を(紫外線)浴びればいいの?〉


それは、住んでいる地域(沖縄と北海道は日照時間が違う)や、
季節や個人の肌の色にもよりますが、

だいたい、夏場で外に出て15分ほどと言われています。

注意しなければいけないのは、UV-Bは衣服を通過出来ないので、
肌を露出する必要があります。


肌のタイプによりますが、日焼け止めを塗らずに、

1日10-30分の日光浴が必要と言われています。


どうでしたでしょうか?

紫外線って悪い奴っていうイメージが少しでも

「へーやるじゃん」に変化したでしょうか?

身体にとって大事なビタミンを私たちは、

自然に作ることができるんですね。

 

お肌の老化は避けたいものですが、ビタミンⅮの恩恵は受けたいですね。

女性のみなさん、美白「命」ではなく、

ゆる~い美白を心がけて、ぜひ日光の恩恵も受けられて見て下さい。

 

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